平成26年度より改修工事のため休館しておりました旧遠山家民俗館が平成28年7月2日(土)より開館致します。
改修工事の内容としては、屋根の全面葺替えと部分修理、耐震補強工事を行いました。屋根の葺替えは40年ぶりのこととなり、雨漏りなど相当なダメージがありましたが、全面を葺替え美しく仕上がっています。損傷が大きかった「ミンジャ」、「ヘンチャの便層」の解体、建具や畳の新調などの部分修理も行っています。耐震補強については大地震にも耐えうる補強を施しています。
旧遠山家住宅は白川村を代表する合掌造りであり、国の重要文化財に指定されています。明治から昭和20年代にかけて大家族制研究の舞台として、また柳田國男(民俗学者)やブルーノ・タウト(建築家)など数々の著名人が訪れ、世界遺産をはじめ、合掌造りの存在を世に知らしめるきっかけとなった合掌造りです。
今後さらなる活用を推進するため、今までにない遠山家の活用などについて検討しています。地域と連携しより親しみをもって頂ける施設にしていきたいと考えています。


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