17
May
2013
by 松本 継太

又四郎ナシの開花

又四郎ナシ:花はちょっと散りぎわでした
▲ 又四郎ナシ(クリックで拡大します)

白川村の南部地域に木谷という集落があります。

木谷集落は幕末の力士「白真弓肥太右衛門」(白真弓に関してはこちらをご覧ください)の生まれた土地としても知られています。この木谷集落に「又四郎ナシ」という村指定の天然記念物のナシの木があり、現在ナシの花の開花の時期を迎えています。

このナシの種の同定は完全にできていませんが、指定時の専門家の先生の調査では大変珍しい種であると言われています。「又四郎ナシ」の樹齢は推定400年~500年とされておりかなりの老齢樹です。白川村ではこういったナシやカキ、クルミ、クリなどの果実のなる木を家のまわりに植樹して、報恩講等の仏事にチャノコ(茶菓子)として出されていたといいます。

去年の9月に撮影したナシの実です
▲ 去年の9月に撮影したナシの実

この「又四郎ナシ」は貴重な種であるだけでなく、白川村の人々の生活を偲ぶことができる木としても大切にしていきたいものですね。

村営「白弓スキー場」の麓の道際で静かに木谷集落を見守り続けているようです。

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