06
August
2013
by 佐藤 謙

屋根葺き講習会が行われました!

7月27日の土曜日、合掌家屋保存組合主催による屋根葺き技術講習会が寺尾の茅収納庫敷地内で開催されました。この講習会は屋根葺き技術の継承を目的とし、今回は平成12年開催以来13年ぶりの開催となりました。

2013年は2軒の「結」による屋根葺きが計画されており、久しぶりの「結」を前に参加者のみなさんの顔は真剣そのものでした。

屋根葺き技術講習会「ネソ練りの講習」(2013年7月27日)
▲ ネソ練りの講習(クリックで拡大します)

講習は8時に集合し、まずは山に行ってネソの採取からスタートです。どの木がマンサクなのか、講師の白川郷茅屋根技術舎の職人さんや組合員の方々に聞きながら一人最低一本持ち帰ります。

最初に屋根葺き全般で使う縄の結び方「ワサン」と「ツノ結び」を教わり、合掌材とヤナカを結束する「ハコ巻き」の講習となります。縄の結び方は屋根葺きの基本ですので、講師皆さんに手取り足とり縄の結び方のコツを交えて、丁寧に教えていただきました。

屋根葺き技術講習会「合掌材とヤナカの結束ハコ巻き」(2013年7月27日)
▲ 合掌材とヤナカの結束ハコ巻き

ヤナカの結束の次はヤナカの上に乗るクダリの結束です。ヤナカとクダリはネソ(マンサク)で結束しますのでネソの練り方から教わり、実際の結束まで自分たちの採取してきたネソ(マンサク)を使って実践しました。

ネソの後は平葺きの講習で、一番軒下の茅のツケガヤの方法から平葺きまで実際に茅を使って2段葺きまで行いました。

屋根葺き技術講習会「平葺き実習、屋根葺きは楽しいね」(2013年7月27日)
▲ 平葺き実習、屋根葺きは楽しいね

私も一緒に講習にまぜていただきましたが、終始楽しい雰囲気で笑い声の絶えない講習会でした。楽しい一方で参加者の皆さんは真剣で、実際にやることの大切さを肌で感じていたようでした。やはりみんなで一つのことに向かってやるということは大事なことですね。

久々に荻町の皆さんと一緒に作業をして、やっぱり屋根葺きは大事だなと再認識した講習会でした。「結」の屋根葺きが楽しみです。

屋根葺き技術講習会「講習会参加者」(2013年7月27日)
▲ 講習会参加者
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