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【日本仕事百貨記事追加!】村をさらに魅力的にする仲間を募集します!

※日本仕事百貨さんに、募集記事を掲載しました。
僕らの現状や、これからの方向性について細かく文字にしていただきました。
こちらも是非ご覧ください。日本仕事百貨さんのコチラより。
白川村では2015年4月1日から活動していただける、「白川村地域おこし協力隊」の新メンバーを募集しています。現在、地域おこし協力隊には3名が着任しており、白川村に新たな風を吹き込んでくれています。
本ページでは募集概要の他に、その3名のメンバーへの取材記事と、2014年12月9日に開催する「相談会」の案内を掲載しています。あわせてご覧ください。また、地域おこし協力隊のこれまでの活動内容はコチラのブログからもご覧いただけます。
白川郷に来てもうすぐ1年。
白川村地域おこし協力隊メンバーの素顔を探る

岐阜県西北部の山々が少し白くなり、冬の匂いがし始めた11月の終わり。山々を眺めると、「僕は、ここにきて初めて山はてっぺんから徐々に赤や白に染まっていくことを知ったんです」と、地域おこし協力隊のひとりが何気なくつぶやく。そんな、あたりの景色を一瞬で鮮やかに彩る言葉に、年間約150万人の観光客が訪れるほど有名すぎるこの村を、あたかも知った気になっていたと気づかされました。

「合掌造りは、その建物自体よりもその家で暮らしながら、村民たちの手で守り続けている営みにこそ美しさがあるんです」。どうやら、白川村について私は何も分かっていなかったよう。村の本当の魅力にもっと触れたくて、地域おこし協力隊の3人に、ほんの少し同行させてもらうことにしました。
「今日は、お料理がとっても上手で素敵な清ちゃんのところに行きましょう。村の料理を教えてくれるそうです」と爽やかに話すのは、マーケティングマネージャーとして半年前にこの村にやってきた大倉曉さん。「清ちゃん」と呼ぶものだから大倉さんと同年代の女性をイメージしていたのですが、出て来たのはとっても素敵なお母さん! 驚くほど甘くて美味しい蕪や白菜を収穫して漬け物にするという。「漬けるの、手伝ってもらうよー」と、清ちゃんもとっても楽しそう。

約1年前に着任した高橋淳さんと柴原孝治さんが仕事を終えて合流すると、同じく「清ちゃん」と愛情こもった声で口々に呼びます。1年たらずでここまで仲良くなり、関係性を築いている彼らに感動していると、「この村は、年齢関係なく下の名前にチャンとかクンとかをつけて呼び合うみたいなんです。そのなかでも、ことあるごとにお世話になっている清ちゃんはやっぱり特別かな」。と、笑いながら教えてくれました。清ちゃんの美味しいご飯を囲みながら、お互いの話を聞いてみる。


都会で、高いステータスと給料のもとバリバリと働いていた3人。いきなりそれをなげうってこの村にくるというのは、さぞ不安も多かっただろうと思いきや、「僕たちは全員、キャリアアップだと思ってここに来ています」と、目を輝かせて言う。確かに彼らを見ていたら、「田舎=スローライフ」より、「田舎=エキサイティングでクリエイティブ」というイメージの方が近い。「アキラ君はアンテナを常に張っていて、しかもそれをアイデアに落とし込むのが習慣になっているんだと思いますね」。と、他の隊員に言われる大倉さんは、新しく何かを生み出すというより、村に既にあるものがどうしたらより魅力的になるか、面白くなるかを常に考えているのだそう。おばあちゃんたちが作る布草履だって、彼にかかれば都会のリネン屋さんと繋いでオシャレにリニューアルされたりするのだから驚きです。
「柴ちゃんがいるから、協力隊に信頼感が生まれているんだよね」。現在移住コンシェルジュとして活躍する柴原さんは、奥さんとまだ小さいお子さん2人の4人でこの村にやってきました。「地域と若者を繋ぐような仕事がしたくてここにきました。『会社に入る』以外の選択肢を若い人に提示したかったんです。現在は空き家の活用を担当していますが、こんなに楽しいものはないですね。可能性がたくさん詰まっているんです」。会社を立ち上げ、自身でも古民家を購入し、住居兼カフェにするため現在絶賛リノベーション中。楽しそうな話ぶりを聞いていると、こちらまでわくわくしてしまいます。
そして、「淳くんは、Mr.村民って呼ばれているんですよ(笑)」。と紹介されたのは、南部活性化担当の高橋さん。東日本大震災をきっかけに今まで一般的に言われていた「幸せ」に疑問を感じ、地域で暮らしを丁寧に作りながら仕事をするということに目を向け始めたのだそう。「何をやるというより、この村で暮らすのが普通になってしまって……」と謙遜する高橋さんですが、野球チームに太鼓、青年会に村のお祭りと、ありとあらゆる村の行事に積極的に参加し、今や「村民よりも村民らしい」とみんなから愛されています。
今年、1年越しの思いで隊員の募集を開始した立役者、観光振興課の高島一成さんは「本当に突き抜けた3人が来てくれて、それぞれに自立して動いていく姿には、僕たちも刺激を受けます。そして、地元の人間が普通だと思っていた場所も、『ここ、トレッキングコースとして最高に素敵じゃないですか!』と、取材してもらい、雑誌に美しく取り上げられているのを見ると、魅力的な場所だったんだって新しい発見になる。そんな彼らが吹き込んでくれる新しい風は、村民たちや村長の意識まで変えているんです」と、嬉しそうに話します。しかし、3人曰く、自分たちが自由に活動できる背景には、高島さんが熱い思いを持ち、矢面に立って全力でサポートしてくれるからだそう。バックグラウンドもキャラクターもさまざまな彼らですが、全員に共通しているのが、リスペクト。地域に対してリスペクトし、仲間に対してリスペクトしている。羨ましいほどのこの関係性が、地元を巻き込みながらスピード感を持って進んでいける秘訣なのかもしれません。

「これから一緒に活動することになる仲間は、やはり情熱のある人がいいですね。ゼロから自分で作り上げることを楽しめるような前向きな人だったら、人間的にも成長できると思います」。そう言ってカラッと笑う爽やかな3人を見ていると、実現できないことなんてないんじゃないかと思えてくるから不思議です。日本三名山のひとつ、白山の麓で美しい四季折々の景色と、豊かな食、伝統をみんなで守って来た愛情深い人たちがいる白川村。合掌造り集落をちらっと見て終わり、なんてもったいない。自分の情熱やスキルを使って、もっともっと魅力的になるこの村に、さらなる追い風を吹かせに来ませんか? [取材・中村優]
「白川村ナイト」開催!

2014年12月9日に、もうすぐ1年になる村内外の活動の報告や、協力隊に参加しての感想など、隊員3人と役場職員によるぶっちゃけ相談会を東京で開催します。白川村や地域おこし協力隊、地域創生や移住など、” 地方 ” に興味がある方、是非お越しください。
詳細はコチラ、「しごとバー 2014年12月」の記事をご覧ください。
白川村地域おこし協力隊募集概要
業務概要
現在活躍中の協力隊員3名と協力し、以下の業務を行います。
1. 新規事業・情報発信担当:2名
世界遺産集落だけでなく、新たな資源を発掘し全世界に向けて発信。新たな交流人口を獲得するため、今まで実施したことがない文化的な事業、知識の創造や蓄積につながる事業などを企画・運営するとともに、村民の主体的な活躍の場をコーディネイトする。
特に遊休施設(廃校舎、空き合掌造り家屋など)、自然資源(白山国立公園など)を活用した新たな取り組みの企画運営及び村HP、ソーシャルメディアなどのオンラインメディア、村広報誌などのオフラインメディア、各種マスメディアなどを駆使した戦略的な情報発信を行う。
2. 移住コンシェルジュ担当:2名
移住者を獲得するために、移住に必要な条件「家」「仕事」「住む魅力」について整理及び整備するとともに、移住希望者の受付・案内・相談体制を整えることで移住後のミスマッチを防ぐ業務を担当。
主に、「家」は空き家情報の整理、リノベーション企画など、「仕事」は村内求人情報の集約、起業支援など、「住む魅力」は短期移住の企画運営、農業・自然体験事業の企画運営などを行う。
募集対象
- 年齢・満20歳以上40歳未満の方(性別は問いません)
- 生活の拠点が3大都市圏又は都市地域に居住している方(総務省の基準があります)
- 普通運転免許(ペーパードライバーでなく、実際に運転できる方)
- 採用後は白川村に住民票を異動し居住していただける方
- 心身ともに健康で、地域おこしに意欲と情熱があり、地域住民等と積極的に協働活動ができる方
- ソーシャルビジネス、コミュニティビジネスに興味のある方
- パソコンの基本的な操作が出来る方
- インターネットを活用し情報発信ができる方
勤務条件
【勤 務 地】 | 白川村役場、その他村内各所 |
【勤務時間】 | 1. 日数:月~金曜日(祝祭日を除く日) 2. 時間:実働7時間45分(原則8時30分~17時15分) ただし、時間外の勤務を要する場合があります。(時間外手当・代休等で対応) |
雇用体系・期間
【雇用期間】 | 平成27年4月1日~平成28年3月31日まで |
【雇用関係】 | あり |
【備 考】 | 雇用期間終了後、継続希望の方は活動実績により最長3年まで延長できます。 また、地域おこし協力隊委嘱期間終了後は業務実績により正職員への登用もあります。 |
給与・賃金等
【月 額】 | 167,000円 |
待遇・福利厚生
- 住居に関しては、村内の物件を貸与(村にて借上げ)
- 白川村臨時職員待遇(社会保険・雇用保険加入)
- 副業等については、定住に必要と判断されるものは、村長の許可を得れば可
- パソコン、活動車貸与(1名1台・ガソリン代は本人負担)
申込受付期間
2014年11月28日~2014年12月19日
申込提出書類
- 履歴書(市販のもの)
- 「応募の動機」「白川村に魅力を感じる点」「自分の得意分野で白川村に貢献したいと思うこと」の3点をA4用紙1枚程度にまとめて送付してください。
【送付先】 | 〒501-5692 岐阜県大野郡白川村鳩谷517番地 白川村役場観光振興課 地域おこし協力隊係 |
選考の流れ
- 1次審査・・・書類選考(上記1、2の提出書類を元に審査を実施)
12月中に結果をお伝えします。 - 2次審査・・・面接(1次審査合格者対象)
1月中旬以降を予定しています。
問い合わせ先
