最終更新日:2019年6月17日

村は基金運用の一環で資産運用を通じた社会貢献への取り組みとして、独立行政法人国際協力機構(以下「JICA」という。)が発行するソーシャルボンド(社会貢献債)への投資を行いました。

JICA 及び JICA 債

JICA は日本政府が定めた開発協力大綱に則って ODA(政府開発援助)を担う、世界最大の二国間援助実施機関であり、JICA 債への投資資金は有償資金協力事業に充当され、開発途上地域の経済・社会の開発、日本及び国際社会の健全な発展のために活用されます。

また、JICA 債への投資は、開発途上地域の貧困削減・持続可能な経済成長支援を後押しする観点、また、地球規模の環境問題・社会課題の解決に貢献することで持続可能な国際社会づくりにつながるという観点の ESG(環境や社会貢献への企業の取組)投資としての性格・意義を有しています。

白川村と JICA

2016年から JICA が実施している「世界遺産の適切な管理を通じた観光振興研修」の中で白川郷にて研修していただき、行政の観光振興施策、街並み保全や世界遺産保全現場で具体的な現状と課題について各国の研修員に学んでいただいております。

今後も、村はその公共性・公益性に鑑み、持続可能な社会の形成に向けた社会的責任を果たしていきたいと考えております。